2024年のパリオリンピックがいよいよ近づいてきましたね!
しかも今回のパリオリンピックの開会式は歴史上初めてとなるセーヌ川をボートに選手が乗って登場するという非常に斬新な開会式です。
そんなセーヌ川を使ったパリオリンピックの開会式はなんと無料でも見れるんです!
セーヌ川を選手たちがボートに乗って6kmほど移動するので道路や歩道から普通に見られるんですね!
もちろん有料の席はありますが、無料でも見られるのが今回の開会式セレモニーの目玉です。
今回はそんなパリオリンピック開会式を見るのにおすすめのセーヌ川沿いの場所をフランス人に聞いて見たので、ピックアップしたいと思います!
パリオリンピック開会式が無料で見られるなんて、ぜひセーヌ川沿いのよく見える場所を把握しておきたいですよね!
パリオリンピック開会式でセーヌ川をボートが通るルートは?
パリオリンピックの開会式のセレモニーでボートが通るセーヌ川のルートをまずは知らないといけないですよね。
セーヌ川を通るボートのルートは、パリ植物園付属動物園の前にあるオステルリッツ橋(Pont d’Austerlitz)から、エッフェル塔前のイエナ橋(Pont d’Iéna)までの全長6kmのコースです。
この2つの橋の間であれば、無料でパリオリンピック開会式が見られるというわけなんですね。
ルートの途中にはノートルダム大聖堂やルーブル美術館、エッフェル塔などパリを代表する名所があります。
筆者もパリに旅行に行った時は、観光名所がコンパクトになっていてよかったのを覚えています。
この6kmの間でも、特にボートに乗った選手やパリオリンピック開会式セレモニーが見やすい場所、見にくい場所はどこなんでしょうか?
パリオリンピック開会式を無料で見るならセーヌ川沿いのどこがおすすめ?
セーヌ川沿いの有料エリアと無料エリアの違いは?
まず、パリオリンピック委員会が公式に公表していますが、セーヌ川により近いセーヌ川岸は有料でその岸の上の歩道は無料となっています。
ちなみにセーヌ川岸の近くでセレモニーが見られる有料ゾーンの料金は90ユーロから2700ユーロかかります。(日本円で約1万3千円から40万円)
おそらくボートが通るルートのセーヌ川の橋の上はかなり料金が高いようですね。
ちなみに、ボートが通るセーヌ川のルートのオステルリッツ橋(スタート)からイエナ橋(ゴール)までの間にある橋は、『シュリー橋、トゥールネル橋、サン=ルイ橋、アルコル橋、ノートルダム橋、シャンジュ橋、ポン・ヌフ、アール橋、キャルーゼル橋、ロワイヤル橋、レオポール・セダール・ サンゴール橋、コンコルド橋、アレクサンドル3世橋、アンヴァリッド橋、アルマ橋、ドゥビリ橋』と多くの橋がありますが、ここはどこも高額な有料エリアとなるでしょう。
今回はこの無料エリアについておすすめスポットを紹介していきましょう!
パリオリンピック開会式を見るのにセーヌ川沿いのおすすめ無料の場所は?
それではパリオリンピックのセレモニーや選手たちが乗ったボートがよく見えるセーヌ川の場所をご紹介しましょう!
基本的にセーヌ川沿いで川がよく見えて、見晴らしの良くセレモニーやボートがよく見えるのはボート進行方向から見て左側の川沿い(南側)です。
理由は簡単で、進行方向左側の歩道や道路には背の高い樹木があまり植えられておらず、また岸と歩道の距離が短いからです。
そのためこちら側の方がセレモニーやボートに乗った選手を見やすいというわけです。
実際私がパリを散策した時も、右側(北側)は公園や庭園が多いせいか樹木が多かったのを覚えています。
そんなセレモニーやボートが見えやすそうな左側でも、特に視界がひらけていておすすめな場所は次の通りです。
・ノートルダム大聖堂に近い『オー・フラール通り』
・アール橋のある『コンティ通り』
・オルセー美術館のある『オルセー通り』
これはオルセー通り近くの道路からセーヌ川を見た景色ですが、かなりひらけていてセレモニーを見るには最適でしょう。
なるほど、セーヌ川の南側の川沿いがセレモニーを見やすいんですね!
無料でも開会式セレモニーが見にくいセーヌ川沿いの場所はどこ?
逆に開会式セレモニーが見にくいセーヌ川の場所はどこなんでしょうか?
見にくい場所ということは、逆に言えば『空いている可能性のある場所』ということも考えられますよね。
そんなセーヌ川を見にくいん場所は、セーヌ川北側の、ボート進行方向から見て右側です。
開会式セレモニーの見学に向いてない理由は先ほども触れましたが、
・こちのセーヌ川北側は公園や庭園が多いので街路樹が多く視野が遮られてしまう場所が多いこと
・歩道とセーヌ川岸との距離が離れていること
などが理由としてあげられます。
もちろんセーヌ川北側が全てというわけではないですが、南側に比べて見通しの悪い場所が多いのは事実です。
例えばルーブル美術館近くのチェイルリー公園前の歩道からのセーヌ川の景色はこんな感じです。
街路樹がかなり視野を妨げていたり、セーヌ川の岸から距離があったりします。
セーヌ川北側はこんな感じの場所が多いです。
そんな北側でも、メギッスリー通り付近は街路樹も少なくセーヌ川を見渡せます。
北側はセーヌ川を見渡すことはできないですが、空いてる穴場ポイントとしては使えるかもしれませんね!
何せパリオリンピック開会式のこのセーヌ川でのセレモニーは60万人の観客が見ることができるようになっているので、どこもある程度の混雑は仕方ないでしょう。
まとめ
パリオリンピック開会式のセレモニーや選手の乗ったボートが良く見える場所はセーヌ川の南側。
セーヌ川北側の岸は街路樹が多く、岸からの距離があるため見えにくい。
パリはスリが多いので混雑時は気をつけましょうね!
以上、パリオリンピック開会式の穴場ポイント紹介でした!
みなさんよい旅を!
コメント