毎朝食べる方もいると思われるパン。
特に食パンは朝に食べる方も多いんじゃないでしょうか?
そんな食パンを朝食べる時、『トーストした食パン』と『常温 (ふつう)のパン』はどちらが腸内環境や消化に良いんでしょうか?
毎日食べるパンだからこそ、気になりますよね。
今回はそんなトーストしたパンと常温の普通のパンはどちらが腸や身体、消化に良いのか調べてみました。
トーストしたパンの方が美味しいですが、普通のパンと何が違うのでしょうか?
どっちが腸内環境に良いんでしょうか?
トーストしたパンと常温のパンはどっちが腸・消化にいい?
トーストしたパンと常温のパンはどっちが腸・消化にいいかというと、
答えはトーストしたパンです。
トーストしすぎずに、適度に焼いたパンであれば、それは腸の消化を助けるそうです。
細かい話としては、パンをトーストする(焼く)と茶色くなりますよね。
その反応をメイラード反応といいます。
メイラード反応はパンを焼いたり肉を焼いたりと、熱を加えると茶色くなる原因の現象のことで、アミノ酸(タンパク質)と糖が結合し、褐色物質を生成する現象のことです。
そのメイラード反応によってできた、褐色物質がパンや肉を焼いた時にできる生成物が争点になります。
この一連の流れをメイラード反応といいます。
このメイラード反応によってできた褐色物質(焦げ)によって味が良くなったり、いい匂いがしたりと、私たちの食欲を増してくれる反応です。
さらにこのメイラード反応によってできた生成物が、食物繊維と同様の働きをしたり、腸内のビフィズス菌などの腸内の善玉菌の働きを助ける効果があり、腸の消化を助けてくれるんだそうです。
パンをトーストすると、善玉菌の働きを助けて腸の消化を助けてくれるんですね!
パンをトーストしすぎると腸・消化に悪い?
パンをトーストした方が腸の消化を助ける成分ができることはわかりました。
ですが、パンや肉などをトーストしすぎたり、焼きすぎたりするとそれは逆に腸や身体に良くないようです。
パンをトーストなどによって茶色くなる反応をメイラード反応といいましたが、このメイラード反応では身体の酸化ストレスや炎症反応、糖尿病を引き起こしやすくする成分があるのも事実なんです。
ですから、パンのトーストによる焼き過ぎには注意した方が良さそうです。
まとめ
トーストしたパンと普通(常温)のパンはトーストしたパンの方が腸の消化を助ける。
腸内環境を良くするという意味ではトーストしたパンの方が良いようですが、トーストしたパンはメイラード反応によって身体の害になるものを含んでいるので、過度の焼き過ぎには注意した方が良さそうです。
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