フランスのモン・サン・ミシェルといえば日本人にとっても観光名所として有名ですよね。
わたしも実際にモン・サン・ミシェルを観光で訪れたことがありましたが、とても美しい修道院だったのを覚えています。
実はそのモン・サン・ミシェルにはたくさんの秘密の地下通路があるのをご存知でしょうか?
今回はそんなモン・サン・ミシェルの秘密の地下通路について、なぜ地下道が作られたのか理由を考えてみたいと思います。
フランスの友人に聞いて、フランス国内で考えられている有力な説をご紹介したいと思います!
モン・サン・ミシェルは実は未だに謎が多いんだそうですね
モン・サン・ミシェルの秘密の地下通路はなぜできた?
秘密の地下通路の理由・増設、改築による影響
まずモン・サン・ミシェルは修道院として建てられましたが、その後刑務所として使われた歴史もあり、その間に何度もモン・サン・ミシェルは改築・増築が行われてきました。
そのためか、現在は入れない部屋や通路ができてしまったそうです。
その増築や改築でできてしまった通路が現代になって調査が進み、発見されたというケースです。
確かにこれであれば当時改築や増設でできた壁が現代になって老朽化し、元々の部屋や通路が出てきてもおかしくないですよね。
確かに私がモン・サン・ミシェルに行った時に思ったのは、観光客用の通路は統一された綺麗な石によるものでしたが、進んで行くと作りの雰囲気の違う部屋がいくつかありました。
特に仮装は最も古い造りで、そこから協会など比較的新しい建物に移動する際は木造もあるそうです。
モン・サン・ミシェルの秘密の地下通路ができた理由は、増築・改築の影響かもしれないんですね
秘密の地下通路の理由・外敵から守るため
次のモン・サン・ミシェルの秘密の地下通路のできた理由は、外敵から隠れるため、身を守るためです。
実はモン・サン・ミシェルはもともと司教オベールによって大天使ミカエルのお告げにより建てられたと言われていますが、歴史的にはその後要塞、監獄として役割を果たしていました。
そのため、百年戦争時代の要塞としてモン・サン・ミシェルが使われた時に大規模な改修・増築及び退却用の秘密の通路が作られたという説です。
確かに私がモン・サン・ミシェルを訪れた時、要塞のような外壁と、狭い通路が印象的でした。
要塞としての役割だったモン・サン・ミシェルですから、当時的に落とされないため・落とされたとしても簡単に選挙できないように多くの工夫(秘密の地下通路)がされたことでしょうね。
モン・サン・ミシェルの秘密通路は戦争の影響もあったのかもしれないんですね…
司教オベールの秘密を隠した?
モン・サン・ミシェルを建てたのは司教オベールと言われていますが、実は現代でも謎が多い人物なんだそうです。
11世紀にある修道士の部屋の屋根裏から遺体が見つかったそうですが、詳しいことはよく分かっていないようです。
理由はわかりませんが、モン・サン・ミシェルを建てた時に彼しか知らない秘密の通路をたくさん作らせたのかもしれません。
ロマンがありますね!
まとめ
モン・サン・ミシェルの秘密の地下通路が作られた理由は、
・歴史的な増築や改築によってできた部屋、通路が現在になって発見された
・モン・サン・ミシェルが要塞として使われた時代に、外敵から占拠されないように、秘密の地下通路を作った
・モン・サン・ミシェルを建てた司教オベールが何かを隠すために作った
というのが今考えられる理由のようです。
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